2017年08月07日

ベトナム航空機 機内食最高!!

カンボジア・アンコールワット5日間の旅。
ベトナム航空を往復利用しました。
成田9:30 VN301便 B878 「成田⇒ホーチミン⇒シェムリアップ」



離陸後しばらくしてドリンクのサービスが有りました。
吾輩はサッポロ黒ラベルをお願いした(^-^)
5時間ほどのフライトだが ”寝るか” ”飲むか” ですよネ!!

グビ・グビ・グビ~ ぷはぁ~~~旨いッス!!



ビールもまわってほろ酔い気分でホロホロしていると〝メニュー〟が配られてきました。
日本語表記もあって親切。
メニューは高級レストランで目にするような内容です。洋食・和食から選べる!!
いやぁ~期待が高まるよ(^O^)Ψ



特別食(宗教食、医療食など)、要望に合ったメニューを(別途予約)選べるそうだ。

吾輩は洋食をお願いした。
ジャーン! ランチです。ベトナム航空の機内食は、うわさ通りですね。
メインのビーフソテーアジアンスパイシーソースご飯 〝ぶは~旨いッス〟
フルーツ・デザートのチョコレートムースも美味しい。
当然、食前酒は赤ワインでしょう( ^^) _U



帰りの便は夜行フライトになります。
ホーチミン0:15 ⇒成田  VN300便 B787


着陸2時間前朝食です。
配布されたメニューから〝和食〟をお願いした。
メインは鮭と温野菜の付け合わせ、御飯。パン。オクラとナスの煮物。漬物&酢の物。フルーツ。


ベトナム航空の機内食はかなり内容が充実しています。味も良かったです。
驚かされたのはエコノミークラスでも、量やプレゼンは素晴らしい。また、和食・洋食を選べるのが特徴です。メインが和食か洋食だけではなく、前菜やデザートまで、内容が異なります。パンは温められていて嬉しい。普通エコノミークラスでは前菜やデザートは統一されメインだけが異なる事が一般的なので、これには驚きです。

  


Posted by さだやん at 07:15Comments(0)海外の紀行

2017年02月18日

厳冬の上高地と乗鞍高原をスノーシユで 歩く

2月18日AM9:00 10人全員雪山装備に身支度して、新釜トンネルより入山。暗闇のトンネルの中、長さ 1960mの坂道を登り抜けると白銀の世界が広がり、正面に雪化粧した焼岳がそそり立つ。



早速スノーシューを駆って雪道を廻ると、真白な穂高連峰が雲間に荘厳な姿を現し、黒々と漂う大正池面にその白い影を映している。



今日は、土曜日とあってか?ツアーの団体で賑やかです。大正池に一つしかない男女兼用冬用トイレに列ができている 。近年スノーハイキングに入山者が年々増えているようです。



大正池淵を巡り歩き、鬱蒼とした林の雪原を抜け、田代湿原に横たわる田代池の神秘の世界に浸る。
田代池から田代橋を渡り梓川左岸を河童橋までスノーシユ♪

田代橋からは、梓川右岸を行く。梓川対岸に青空に雪を被った霞沢岳、六百山を望む。
奥穂高も顔を覗かせてくれた 我々を歓迎してくれているようだ。
河童橋に立ちリーダーが皆と握手「おめでとう」記念撮影してランチです。
青空の下で食べる昼飯は最高!!

おむすび 頬張る顔に皆笑顔。夢にまで見た至福のひとときです。
食事後、氷結したバス道をスノーシューの爪を効かせて歩き、帝国ホテル前を通過し、PM3:00 釜トンネル出口へ 辿り着く。





この日、坂巻温泉旅館に宿泊、暖かい温泉に浸かり、豪勢な食事と岩魚の骨酒に酔う。
翌 19日、AM8:00 坂巻温泉を出発。AM9:00 過ぎ、乗鞍高原センターからスノーシューを履き、雪原の一の瀬園地へ向う。



氷結する“あざみ池”で遊び、白樺林の雪原を歩き、白銀の乗鞍岳を望む。



同じルートを引き返し、PM12:00高原センターへ帰還する。旧いかりやスキー場、 「レストハウス チロル」で昼食を摂り、PM2:00車に乗り合わせ松本へ向う。



PM3:30 松本県合同庁舎駐車場に到着し解散。
MHC 2017登山講習 スノーシューで行く冬の上高地 、 輝く白銀の雪原をスノーシューで歩くに初参加、 雪山の楽しさを味わった。




  


Posted by さだやん at 12:59Comments(0)里山歩き

2016年08月08日

剱岳登山



31日早朝、雲間に青空が覗く天候。AM5:00、14 名全員身支度を整える。

今回は3度目の挑戦だ、1度目は前剱を越えた頃から大雨に打たれながら登頂。2度目の昨年はカラカラの晴天で、剱岳のしてはつまらなたい登山だった。今年は、天候にも恵まれガスもほどほどに立ち込め期待がこもる。

さぁ~ 東に連なる後立山連峰の稜線から昇る朝陽を拝し、いざ出発する。30 分程で一服剣を経て、小1 時間で高々とそそり立つ前剣を乗り越え、剣岳本峰へ向う。


前剱の鎖場を登る

前剣からは、急峻な岩場が連続する。要所に取り付けられた鎖を頼りに、僅かな岩の凹凸に足場を確保し、手がかりを確認して、登り続ける。


カニのタテバイ直下


カニのタテバイを登る

最大の難所、高度差15m以上の垂直岩壁カニのタテバイを攀じ登り、しばらく岩稜線を登りつめるとAM9時岩峰の頂き「剣岳山頂2999m」に全員見事に登頂する。


頂上で記念撮影 ハイチーズ


頂上プレートを掲げて「剱登ったぞ~」

「バンザーイ!」「おめでとう!」握手を交わし、互いの健闘を讃え合う。

  


Posted by さだやん at 00:34Comments(0)登山

2016年07月05日

八ヶ岳、赤岳・阿弥陀岳縦走

八ヶ岳の赤岳、中岳、阿弥陀岳に登ってきました。
1日目は天候も良く快適でしたが、2日目はガスと小雨もようの強風中、ひたすら歩きました。


1日目は、美濃戸から赤岳鉱泉・行者小屋・赤岳展望荘を経由して赤岳山頂を目指す。


赤岳山頂に登頂、万歳!!
今宵は赤岳山頂小屋に泊まります(o^-^o)


八ヶ岳は、八ヶ岳連峰の最高峰である。
標高2899 m


赤岳頂上小屋の夕食の献立
豚しょうが焼き、シュウマイ、ナポリタン、佃煮、野菜サラダ、シチュー、ごはん。


山小屋の楽しみは食事です。


2日目は、中岳・中岳阿弥陀岳コル~阿弥陀岳~コル・行者小屋~赤岳鉱泉~美濃戸
華麗に咲くシャクナゲ愛でながら進む。


ガスと小雨の中山頂を目指す。
頑張ろう!
阿弥陀岳山頂はもう少しガンバ


ハイ~登頂!!
おめでとう!おめでとう!
皆と握手し喜びを分かち合う。


阿弥陀岳山頂記念撮影
ハイチーズ ”シャリ~”







  


Posted by さだやん at 23:23Comments(0)登山

2015年12月30日

ドレミテ トレチーメミニハイキング

10月6日ボルツアーノのホテルからバスにてトレチーメ展望ハイキングへ。
世界中の人々を魅了する、世界遺産ドロミーティ(ドロミテ)。
イタリア東北部に位置するこの地方には、彫刻のオブジェのように
個性的な山々が沢山あります。そのドロミーティの名山の中でも、
ひと際異才を放つのが「トレ・チーメ」。

その3つの頂を見に行くハイキングは、絶景がひしめくドロミーティの
ハイキングコースの中でも、絶大な人気を誇ります!

出発して2時間30分、ハイキングの起点となる,アウロンツォ小屋に到着です。


アウロンツォ小屋(標高2320m)

小屋に着いた時は、辺りの峰々ガスの中です。
とほほー 壮大な景色に胸をふくらませて来たのに ちょっとガッカリ!



伊語:トレ・チーメ(3つの・頂き)/独語:ドライ・チンネンドロミテで一番人気の
ハイキングコースを現地のガイドさんの案内でラヴァレード峠を目指します。


戦闘の慰霊碑

この辺り一帯は、第一次世界大戦のオーストリア=ハンガリー帝国軍と
イタリア王国軍がそれぞれの同盟国と共に戦闘のあった場所です。


慰霊碑前の教会



ガスの上がるのを念じつつ歩く。
このコースは、オフシーズンですが老若男女たくさんの人が歩いていました。


ギザギザの峰々は、ドロミテならではの絶景! 小屋はラヴァレード小屋です。

小屋の脇に設置された案内板

最初のラヴァレード小屋まではなだらかです。
その後、ちょっとキツイ登りを行くとラヴァレード峠2454mです。



ラヴァレード小屋を過ぎると最後の難関!ラヴァレード峠を目指します。
今までの平らな道とは違い、目の前に峠が立ちはだかります。
標高差は100mほどですから、ゆっくり歩けば小さな子供でもご年配の方でも登れます、

ラヴァレード峠に到着です。
ガイドさんとイェイ!
後ろの岩が「チマピッコラ(小)2857m」、
ガスで見えていないが「チマグランデ(大)2999m」、
奥が「チマオヴェスト(西)2973m」と
続くはずだが 今日は残念!!



複路は往路と同じ道を下ります。

 アウロンツォ小屋脇のトイレです。
 景観環境に則した構造になっている。


オフシーズンのミズリーナ湖は閑散としている

ランチに立ち寄ったレストラン「CUCINA TIPICA」



歩いた後のビールは ほわ~美味しい!!

ランチ(ツーリスト設定) パスタ(タレアテッレ)、マス(ミズリーナ湖産)、
パン、サラダ、アイスクリーム(デザート)


食事の後はバスにてドレミテ街道最高地点ポルドイ峠に立ち寄り
休憩後ボルツアーノへ戻った。


車窓より眺めた山頭  


Posted by さだやん at 11:24Comments(0)海外の紀行

2015年11月27日

サンタ・マッダレーナ村散策

旅の第2日目カレッツァ湖からボルツアーノでランチタイムをすませ
サンタ・マッダレーナ村に到着したのは午後2時でした。
絶景を見るためにバスを降り歩いて30分ほど、牛の放牧地の道路を登った。
サンタ・マッダレーナ教会わきに到着一帯を散策する。

風景の中心になるサンタ・マッダレーナ教会の空地では、
大イベントらしく(SUD TIROL)その準備が盛んに行われていた。

次は聖ヨハン教会とガイスラー山塊を同時に一望できるポイントへと向かいます。牧草地の斜面に造られた道を登っていき,振り返ると・・・まさしく絶景!ガイスラー山塊と教会が一望に見渡せる絶景が広がっています。



緑の中に佇むチロル民家は絵になる


木製に道標


牧場から望むサンタ・マッダレーナ村


道しるべのマリア様の奥にガイスラー山群遠望


納屋の手前にマリア様の小さな祠


サンタ・マッダレーナ教会の上に見えたガイスラー山群

  


Posted by さだやん at 15:00Comments(0)海外の紀行

2015年11月26日

イタリアの旅 ボルツアーノ

ボルツアーノは、イタリアの北部に位置して歴史的にオーストリア、ドイツの影響を受け、また更に土着の文化、ラディン文化が融合し、旧市街にはチロル風の建物も多い独特な町の雰囲気を作り出しています。



ボルツァーノの町の玄関口にあたる「ヴァルター広場 (Piazza Walther)」。この広場内に観光インフォメーションもあります。



町の中心を南北に走るゲーテ通り(via Goethe)は朝市が建ち並び、日本では見かけない野菜やフルーツもありますます。市場もイタリアとは違っていて、オーストリアのケーキやドイツパンなどが並んで異国情緒たっぷり。



ボルツァーノの町は「美しい」です。イタリアは道ばたに吸い殻やゴミが散らばっているイメージが多いですが、道は綺麗に整備されていて、ゴミ1つ落ちていません。車のクラクションも聞こえませんし、空気も澄んでいます。


吸い殻入れのついたゴミ箱  郵便ポストは日本と同じ赤

広場や通りにはテラスが設置されていて、旅行客・住民が食事をしたり
ビールを飲みながら歓談をしている。
屋台も並び、ピザ、ホットドック、バーガー、ジェラートなど売られていて、
大きなバーガーをほお張る人、スタンドテーブルでピザを食べるカップルや
ジェラートを食べながら歩く人、ビールを片手に豪快に笑う人皆明るい。




ランチも忘れ市内散策。
が・・・・・・ 腹の虫が騒ぐ! とうに昼も回っている。
ふと眼を上げると〝ピザ屋〟が。何も考えずに飛び込んだ。
日本流で言うと 「立ち食い」 (駅そば) なのだ!!
何種類か並んだピザを、指差してたどたどしい英語でお願いした。

スタッフのお姉さんが私の顔を見て8分の1カットを切って
プレートに乗せて差し出した。
今日のランチはピザとコカコーラです。



イタリア人の気質
イタリアも北部と南部ではイタリア人の性格の違うようです。
比較的南部の人は陽気でオープンな性格。北部はスロー、マイペース精神でとか!!
また、助け合い精神は旺盛で、困っている人を見ると放っておくことができない性格も持ち合わせているとか。

イタリア人の一日は人とのコミュニケーションを通して成り立つともいえるほど話好きです。
年配になるほど人なつっこく、聞き手の事情など知ろうともせず、自分の会話が一通り終えると何もなかったように去っていきます。



こちらは、井戸端会談。
イタリアは個人のライフスタイルが非常にバラエティーなのだ、
お互い良し悪しにしろ新規の話題に花が咲きます。日本と同じかな!



職務質問なのか? 世間話なのか?
このような場面に何回か遭遇した。



ヴァルター広場でアコーディオンを弾く男性。
誰も聞いてはいないがオンステージぶって弾いている。




ボルツァーノのあるドロミテ一帯はチロル地方と呼ばれ、オーストリア、ドイツ、イタリアとのミックスの独自の文化を築いています。チロル郷土料理もその1つで、チーズ、ハム、ソーセージを使った素朴な料理がとても美味しいです。もちろんパスタなどのイタリア料理もあるので、レパートリーが豊富でお得な気分です。



イタリアはミラノ風カツレツ   パスタ


生ハム と ウィンナーソーセージ


色々なチーズが並んでいる

地ビールが一年中楽しめます。少し濁った色とフルーティな甘い香りは、
ビールが苦手な人でも「美味しい!」
もちろん、ワインも最高です。


イタリアのワイン美味しい


チキンのてりやき   チーズケーキ


今回の滞在日数が限られていたので、チロル地方の家庭料理にありつけなかったなが残念。地元チロル料理は、素材の旨みが活きていてます。ジャガイモ、肉、小麦の組み合わせが多いので腹のもちが良いようです。
ボルツァーノに行ったのなら、その土地の文化や料理も体験したいですね。  


Posted by さだやん at 23:00Comments(0)海外の紀行

2015年11月20日

氷河から甦ったアイスマン イタリアボルツアーノの旅

10月初旬に 「チロル フレンチアルプス 10日間」のツアーで
イタリアのボルツアーノに立ち寄りました。

ボルツアーノと言えば、世界的に有名になった「アイスマン」でしょう。
氷河から来た男、「アイスマン」は、オーストリアとイタリア国境に近いアルプス上で発見された、世界で最も有名なミイラのひとつで、「氷の中からやってきた男」アイスマン(エッツィ)の「家」である。アルト・アディジェ考古学博物館へ足をはこんだ。



ここには世界で注目されている紀元前3000年頃の世界最古の凍結ミイラ「アイスマン・エッツィ」の衣服と携帯品が展示されて、小さな窓から-6℃に冷凍されたアイスマンを覗き込むことができ感激です。身体は飴色で小柄で見た目は子供くらいでした。(残念ながら写真撮影禁止)
一緒に発掘された外套・草を編んで作った服・ベルト・靴・熊の毛皮で作られた顎紐付きのフード・斧・矢などの身の回り品も展示されていて、5000年前装飾文化を目の当たりにして驚きました。

死因については、幾つかの憶測があるそのひとつ。
[左肩に矢の先端が見つかりました。矢は貫通し、肩甲骨に約2センチの穴を開けました。重要な器官は傷つきませんでしたが、彼に致命的な傷を負わせたと考えるのが妥当です。彼が矢を受けた理由は謎のままで、100メートル離れた下方から矢が飛んできたということだけ分かっています。右手に深い切り傷があり、私たちのアイスマンは死ぬ直前に格闘をしたと解釈することができます。] japan italytravel HP参照

今回のツアーで考古学的に貴重な 「ミイラ」 「死亡時に身に付けていた立派な衣類や道具類」 を見れたこと。チロル アルプス山脈の南斜面の遠い遠い過去を見つめることができたこと。
ボルツアーノに来た時には是非立ち寄ってみては・・・・・・

アイスマンのデータ
生誕: 紀元前3300年頃 イタリアの旗 イタリア ボルツァーノ県ヴェルトゥルノ近辺
死没: 紀元前3300年頃(推定45~47歳没) イタリア・オーストリア国境 ハウスラプヨッホ近郊、エッツ渓谷
身長:1.65m  体重:50kg

写真は、この博物館に展示してある、科学的に忠実な復元模型です。

**********************************
南チロル考古学博物館
Museo Archeologico dell'Alto Adige
Via Museo 43, 39100 BOLZANO
Tel: +39 0471-320100 Fax: +39 0471-320122
E-mail: museum@iceman.it
URL: http://www.iceman.it
開館時間:火曜-日曜 10時~17時 (木曜は19時まで)
月曜、1月1日、5月1日、12月25日は休み
  


Posted by さだやん at 11:44Comments(0)海外の紀行

2015年11月09日

OBBオーストリア国鉄に乗車 快適なのだ!!

イタリアとオーストリアのチロル地方のツアーに参加
オーストリアのインスブルックに3日間の滞在中、1日は自由行動の日がありました。吾輩はモーツアルトの生誕地ザルクブルクへ、オーストリア国鉄OBBで小旅行しました。

インスブルックからはチューリッヒなどのスイス方面、ミュンヘンなどドイツ方面への国際列車が発着します。また国内路線も充実しており、ウィーン、ザルツブルク方面やチロルを経由してブレゲンツ方面に向かう特急列車が走っています。10~30分程度の遅れは珍しくないようです。



バスでインスブルック駅まで移動し、チケットを買います。
券売機の操作はパネルタッチで行う。
選択言語は、英語、フランス語、イタリア語、チェコ語、スロバキア、ハンガリー、スロベニアとクロアチア語、ドイツ語です。当然日本語はありません。
面倒なので窓口で単語を並べた流暢な英語でザルツブルク往復のチケットをゲット。


インスブルック中央駅

インスブルック駅とチケット券売機  


時刻表とレンタルカート(右)1ユーロで借りられる。


ザルツブルク往復 89.80EUR 日本円12,120円

オーストリアの駅では改札口が無く、そのままホームへ向かいます。

駅の時刻表モニターにザルクブルツ行きの表示でホームを確認して、
入ってきた列車に乗り込んだ。
アナウンスも発車のベルも無く列車は発車。
日本の運行システムとは違うようです。


OBB 1144 024 各駅停車

しばらくして、乗務員が検札に来た。差し出したチケットを見て 「クロック☆▽%&・・・・・」
チョット意味が分からず・・・・? ポツンとしている吾輩を見て 「こりゃだめだ」 みたいな顔をしながらチケットに鋏を入れた。

何駅か過ぎたWorql(ヴェルグル駅)に停車したときに乗務員が 「おまえザルクブルクだろ」 と言いながらホームを指差し、ついてくるよう合図した。
ホームに出ると、反対側のホームを指して 「スリーミニッツ」 見当はついた。3分後に列車が入ってきた。railjet 836 Breqenz始発のWien行きの特急列車です。
インスブルックで乗車した列車は各駅停車「ドンコ」だったのだ。

ヴェルグル駅は、チロル州の州都インスブルックとミュンヘンを結ぶ、重要な鉄道のジャンクションとなっている。また、ザルツブルク経由ウィーンへの路線もある。



レイルジェット(railjet)836 ウィーン行き

レイルジェットは18両の長い編成で、1等車を4両もつないでいます。
ほぼ満席状態でしたが、なんとか席を見つけて座った。先ほどの乗務員に感謝感謝です。


車窓からの眺め

レイルジェットの車両の真ん中にはスーツケースを置ける荷物置き場があります。
天井には航空機のようなナビゲーションが付いていて、リアルタイムで走行地を確認できる。列車の時速、終着ウィーンまでの所要時間、次停車駅の着時間など交互に表示されるシステムです。

ザルクブルクに10時58分下車。

ザルツブルク
ザルツブルクと言えば、モーツァルト抜きには語れない街です。
何しろここは、モーツッルトの生まれた家と育った家があり、観光の目玉となっています。
ゲトライデ通り9番地にあるこのアパルトマンの4階でモーツァルトは1756年1月27日に誕生、要するにモーツァルトはザルツブルクの出身者なのです。
25歳の時(1781年)に、ウィーンに定住を決意するまではザルクブルクで暮らしていた。
一度は訪れてみたい街でした。今回願いかなってこの歴史の街に立っている。



左上:モーツファルトの生家(黄色い建物)、 右上:モーツファルトに扮した人
左:高台に望む オーエンザルツブルク城壁、 右:観光馬車


オーエンザルツブルク城壁城塞からの旧市街眺め、中世そのものだ!!

そして、オーエンザルツブルク城壁城塞、ホーエンザルツブルクは、1077年に大司教ゲープハルトによって建設され、レオンハルト・コイチャッハ(1495―1519)により大規模に拡張され、中部ヨーロッパで完璧なまでに保存された城塞として存在します。
城壁まで歩いて上り城内を探索できた。ともかく、中世のヨーロッパの異文化にふれ大満足です。

復路に乗車 railjet 564 Wien始発のInnsbruck行きの特急列車です。



この時間帯の列車は空いている。
何と!! 車両2~3人の乗客です。貸切やがねぇ~
座席予約は日本のような車両単位(日本なら自由席車両、指定席車両と分かれている。)になっていません。指定席予約をしていない人は、First Class あるいはEconomy Class の中で空席のところを好き勝手に座る事が可能です。
席にかけてホット一息です。 
昼食とらないで走ったので腹の虫が騒いでいる。さっそく食堂車へ移動。


社内と ナビモニター

復路で利用した食堂車。
座席が5卓とバーが設けられていてコンパクトです。
スタッフの方も暇そう



すでに二組の方が食事中。二人掛けの席に落ち着いて
備えつけのメニューに目を通す。

メニューはドイツ語とイタリア語らしい
Verdure al Curry indiano,vegano riso cotto a vapore    8.90EUR 
Vegan indiai zoldseqes carry porolt rizs
インディアカレーと野菜?らしい。 



メニューの中からライス付のインドカレーとビールをお願いした。
ビールを飲んでいるとカレーがはこばれてきた。
ナス、ズッキーニー、パブリカ、豆などの野菜をスパイシーに煮込んだカレーとライスです。
ライスは、パラパラした長米です。
このカレーにパラパラ米はベストマッチです。



満足して席に戻りさy層を眺めていると
空き腹に飲んだビールがきいたのか睡魔に襲われ夢の中へ
アナウンスで目覚め終着のインスブルックでした。

ヨーロッパの列車に乗れ、モーツファルトの生誕地を訪れ
異文化にふれ大満足でした。

*****************************************************
ザルクブルク駅にて

ET 318(メリディアン)


レイルジェット(railjet)の連結作業、  


Posted by さだやん at 11:21Comments(1)海外の紀行

2015年10月08日

ドレミテ ミズリーナ湖 ランチ


イタリア北東部にある山地で、東アルプス山脈の一部のドロミテ観光のハイライト
トレチーメ展望ハイキングと、〝ドレミテの真珠〟ミズリーナ湖の散策後
ランチに立ち寄ったレストラン「CUCINA TIPICA」

ランチ(ツーリスト設定)
パスタ(タレアテッレ)、マス(ミズリーナ湖産)、パン
サラダ、アイスクリーム

ドリンクは、ビールをお願いした。












タリアテッレ(Tagliatelle)

タッリャテッレ)はイタリア北部で用いられるパスタの一種で、
細長いリボン状で厚さ1ミリメートル、幅は8ミリメートルほどのパスタ。

一見カルボナーラに似ているが、卵を使っていない。
あっさり系で美味しかったッス!


ます

ハーブを使い、ソースなどを添えないシンプルな料理です。


アイスクリーム



やっぱ ビールは美味しい~

*************************************************
レストラン「CUCINA TIPICA」
  


Posted by さだやん at 12:12Comments(0)海外の紀行

2015年10月07日

日本ではありえない!! イタリア人の気質

先週ツアーの参加でイタリア・オーストリア国境に広がる「チロル地方」を
旅した時の出来事。

ミラノからボルツアーノへバスで高速道路を移動した時立ち寄ったサービスエリア
こちらの売店にディスカウント商品が並んでいました。
その中に、ビール500ml6本パック 11.90€ ⇒ 5.95€ 50%!!
さっそく、ワンパックを手に取り、気持ちルンルンで会計へ




20€札を出したところ・・・・ おばさんが・・「☆&口#」 と何か言っている。
??何を言っているか分からないでポツンとしていると
コインを出して 「&$口☆・・・・」 っと喚いている。

細かいのを出せと言っているらしい
札入れを見せて 「ノー」 と答えると
「チェ・・・」 と言ってお釣りとレシートを投げて返してきた??

ミラノに着いたばかりで小銭の持ち合わせがなく
悪いと思ったが日本では絶対にあり得ない出来事です。
仲間も同じ思いをしたようです。

イタリア人は、とにかく陽気で気さくで脳天気。ジョークが大好きと聞いていたが
冗談好きな性格と同時に、冷めた面の感情が左右するため、
一定のコントロールされた性格が保てない部分もあるようです。  


Posted by さだやん at 12:14Comments(0)海外の紀行

2015年10月06日

機内食 アリタリア航空 成田⇒ミラノ

ヨーロッパ旅行で利用した航空機
アリタリア イタリア航空 成田発13:00 AZ787
ミラノ直行便に搭乗しました。

何と言っても12時間の狭い機内(エコノミークラス)はとても辛い!!
ただ、楽しみは食事です。

おやつタイムと2回の食事


おやつ イタリア製のクッキー

夕食
夕食

メニューの魚とパスタのなかから選びます。
吾輩は、パスタランチをお願いした。

生ハムとインゲンのサラダ、パスタ、パン、バター、チーズ
フルーツ、ナビスコのクラッカーです。
ドリンクは、赤ワインをチョイス!! (イタリア製)

お夜食
お夜食

なぜか? 鮭のおにぎりなのだ?
ウーロン茶をお願いした・・・・・ おにぎりにはお茶だよね~

朝食
朝食

朝食なのだが、イタリアに着いたのはpm18:30 夕食?なのだ!!
メニューは、ハムとポテトサラダ、パン、チーズ、クッキー、ケーキ
ドリンクは、赤ワインをお願いした。

コーヒーは、凄く濃い・・・・ッチ(イタリア流らしい)

機内は、飲むか・・・食べるか! 寝るしかないのだ!!


  


Posted by さだやん at 12:47Comments(0)海外の紀行

2015年08月11日

何度でも剣岳 

8月1日
天候続きの晴天の日、室堂駅に降りたった。
我々18人は準備を整えて今宵の宿舎「剣山荘」へ向けて出発する。

室堂→雷鳥平→新室堂乗越→新室堂乗越(昼食)→別山乗越

別山乗越の剣御前小屋に到着
この広場から眺める剣岳は雲ひとつなく絶景だ。 「やぁ~よく来たね待っていたよ」 とばかりに聳え立っている。前回訪れたのは2013年8月3日でした。ここから眺める剣岳は分厚い雲に覆われて、今にも雨が降るかのようだった。が、今日は素晴らしい天気だ。明日の登山に期待がかかる。


前方奥が剱岳2999m

休憩後、剣御前山腹の雪渓を横切り、剣岳登山の最前線に建つ剣山荘めざす。
午後2時30分剣山荘に到着。山小屋には珍しいシャワーで汗を流し、
食事前の楽しい一時を過ごす。


後立山連峰からのご来光

8月2日
4時に朝食の弁当を済ませ万全の身支度で山荘を出発する。
東に連なる後立山連峰の稜線から昇る朝陽に合掌し「登山安全を祈念する」

30 分程で一服剣を経て、小1 時間で高々とそそり立つ前剣を乗り越え、剣岳本峰へ向う。
前剣からは、急峻な岩場が連続する。要所に取り付けられた鎖を頼りに、僅かな岩の凹凸に足場を確保し、手がかりを確認して、登り続ける。


カニのタテバイの取り付けを上る

ここからは、最大の難所、高度差15m以上の垂直岩壁カニのタテバイを攀じ登る。
剱岳は、鎖場が多く切り立っているので、ベテランでなければ登れないと言われているが、剣岳の別山尾根は、鎖や梯子で完全に整備されています。鎖から手を滑らせることさえなければ、安全に登れますが、鎖から手が滑れば、確実に死にます。

前回登っつた時は、雨の叩きつけるなかを鎖と足場を頼りに慎重に登った。
鎖を握る腕から雨水が脇腹につたわり、身体が冷えた想いが脳裏をかすめた。
今日は登山絶好日、鎖を握る手に力が入る。


カニのタテバイ上部

周りを見る余裕はない。岩の僅かなスタンスに足場をつくり、岩溝に手がかりを探し、
鎖を握りしめ、体を攀じる。皆、無言で攀じ登り難関の一つカニのタテバイを、
全ての力を出し切るように乗り越え、クリアー。

しばらく岩稜線を登りつめ岩峰の頂、剣岳山頂2999mに全員見事に登頂する。
「バンザーイ!」
「おめでとう!」
握手を交わし、互いの健闘を讃え合う。


山頂でバンザイ

30分ほど山頂に憩い、下山を始める。
20分降下した岩場の途中から帰路のルートを下り、垂直の岩壁カニノヨコバイをトラバースし、続く岩稜の急降下を鎖を頼りに降りる。前剣からの急傾斜の岩場を降下し、AM11:30一服剣に辿り着く。
ここからの緩やかな斜面を下っていくとシナノキンバイ、ハクサンイチゲの花々が、何事も無かったように微風に揺れている。PM12:00剣山荘着、昼食を摂り、PM12:30室堂へ向って出発。
雷鳥平を通過してPM4:20室堂に到着。PM4:30最終バスに乗り帰路に着く。
  


Posted by さだやん at 23:55Comments(0)登山

2015年08月08日

雨と霧の白馬三山縦走登山

17日早朝からテレビの気象情報を気にしていた。
明日から白馬三山縦走に出かける。やはり気象は一番大事なことだ。
天気予報では
「台風11号は、17日6時現在、岡山県倉敷市付近を1時間に20キロと
自転車並みの速さで北上しています。このあと、台風は中国地方を縦断し、
午後には日本海に抜ける見込みです」

「よっしゃ~この分だと天候も回復に向かうぞ」

ザ・夏山!! 雪渓・お花畑・温泉と言うと白馬三山だ。
大雪渓を登り、白馬岳~杓子岳~白馬鑓ケ岳の三山縦走して白馬鑓温泉
小屋に泊り、温泉を楽しむ!! 夏山の一番人気のコースだ。

18日、白馬村役場前に集合。今回のメンバー7人は車に乗り合わせて猿倉へ向かう。
猿倉の登山口に立ったのは午前8時、分厚い雲が垂れた空を見上げ好天を祈る。
準備を整え緩やかな登りの林道脇の山アジサイ、ホタルブクロを愛でながら登山道を
小一時間歩く。気になる雲行きだ・・・・ 大粒の雨がポツポツ落ちてきた。
 「マジ?」 「チョット早いかも」 雨具を着けて先を急ぐ。
林道が終り岩礫の登山道を暫らく登ると、白馬大雪渓末端となる白馬尻に到着です。


雪渓末端に向かうメンバー

白馬尻で小休止後、準備をし直して登り始め、20分ほどで雪渓末端に着く。
アイゼンを装着して吹き降ろす冷風に注意しながら、一歩、一歩固い雪渓に
足場を確認しながら登る。


雪渓を登る

台風11号の影響か登山者の姿がまばらだ。
時折強い雨が吹き付け思わず目線を下げる。雪渓上には、頭ほどの大きさの
落石が散乱している。落石にも注意を払いながら登る。

白馬の大雪渓は全長3.5キロ、標高差は600メートルもある。ひたすら長い
登りをアイゼンで歩くので下腿三頭筋・ふくらはぎへのダメージが蓄積してくる。

高度が上がるにつれ勾配も急になってくる。さらに、雨で濡れた身体に疲れが
追い打ちし足が重く息切れがする。前方を歩く仲間の足元を見ながら〝ガッシ〟〝ガシ〟
小股で〝ハー〟〝ハァー〟呼吸を整えながら進。
二時間ほどで雪渓を登り切る。ゴツゴツしたガラ場の葱平でアイゼンを外し休憩する。


花々の咲く葱平

小雪渓へ向かう斜面をクルマユリ、シナノキンバイなど、花々を愛でながらジグザグに登る。
雨のやむ気配はなく、ますます雨足が強くなってきた。予定のコースタイムは遅れ気味だ。
「体力的に限界だ」 休憩できる場所を探し昼食を摂る。


小雪渓をトラバース

葱平を過ぎると小雪渓にさしかかる。
慎重にトラバースし避難小屋のわきに出る。今年は例年より残雪が多くアイゼンを
装着と取外しを幾度と繰り返しながら登る。
深い霧と時折打ち付ける雨で周りの景色は見えない。聞こえるのはシャラシャラと
雪渓から流れ出した水の音。雪渓の脇に咲くハクサンフウやハクサンイチゲが
荒んだ心を癒してくれる。

ようやく濃霧の中、稜線近くに建つ頂上宿舎の建物がぼわ~んと見えてきた。
階段を上り詰め白馬岳頂上宿舎に到着です。猿倉を出発して5時間歩いた
皆の顔に笑みが戻った。
ロビー兼休憩所に入るとストーブに赤々と燃えていて、思わず
 「おぉ~温かい」 とつぶやいだ。

暖をとりながら飲む温かいコーヒーは 「ほわ~」 美味しい。
冷えた身体にようやく正気をとりもどす。

こちらで20分ほど休憩後、今宵の宿舎白馬山荘へ向かった。
白馬山荘はここから20分ほど稜線を登った山頂直下にある。
ここのアプローチは杓子岳、白馬鑓ヶ岳、旭日岳など雄大な山々を
望みながらのコースだが、濃霧の中ひたすら歩く。だが、皆の足取りは軽い。
石垣の間を登り詰め今宵の宿舎に到着です。

白馬山荘は、白馬岳頂上直下標高 2,832mに建つ収容人数800人
を収容できる日本山岳最大宿舎です。


食堂で乾杯!!

山小屋の楽しみは食事です。
夕食は魚か肉からハンバーグを選びました。
当然食事前は乾杯でしょう。Sさんの差し入れワインで乾杯です。
「明日は、よい天気に恵まれますように」
「無事に帰還できますように」
乾杯!! 「カンパ~イ」

19日4時起床。
外は濃霧の小雨模様。今日は杓子岳、白馬鑓ヶ岳を登頂し白馬鑓温泉小屋まで6時間歩く。
当然気になるのは天気だ。ロビーで天気予報を確認する。「一日曇りから小雨」下界では30度を超す夏日なのだが、やはり山岳地帯は安定しない。

朝食を済ませ雨具に身を固め霧のなか白馬岳山頂を目指す。
20分ほどで登頂。あたりは真っ白い世界、雄大な景色を堪能できる状況ではない。
記念撮影をしてそそくさと小屋に戻る。


白馬岳山頂 2932m

出発前に、レストラン 「スカイプラザ白馬」で、落としたてのモーニングコーヒーをいただき
「さ~今宵は野天風呂だよ」心に余裕を以って出発。
今日は2座を登って汗しても温泉でサッパリできる。皆の足も軽るい。
晴れていれば杓子岳まで続く稜線に、道が延びているのが見えるはずだが
小雨と真っ白い霧に阻まれて見通しがきかない。


杓子岳山頂直下をのぼる

行き交う登山者も少なめだ、台風11号の影響なのだろう。
ウルップソう咲く稜線を下り、最低鞍部から急傾斜の岩礫帯を皆無言で登る。
杓子岳の赤い石をザクザクと踏みしめながらハイマツの中を登り詰め
10時杓子岳2812mに登頂です。


赤い岩礫の杓子岳 2812m           白い岩礫の白馬鑓ヶ岳 2903m

休憩後次のを白馬鑓ヶ岳めざす。
鑓温泉分岐までのコースは、富山県と長野県の県境上にある。
右手が富山、左手が長野県。富山県方面には立山連峰が望め、下方には
黒部峡谷の絶景が見える・・・・・・ が、ガスの中をひたすら歩く。
皆「残念」とは思っていない。これが山歩きだから。

杓子岳をいったん下がって小鑓に登り、広い尾根道を40分ほど登り
白馬槍ケ岳山頂2903mです。 「バンザーイ!」 これで白馬三山全制覇だ。
 「おめでとう」 「おめでとう」 握手を交わし互いのの健闘をたたえあう。



山頂にて昼食をとる。風を避けてハイマツの下で昼食を味わい、談笑のひと時を過ごす。
食後、記念撮影の後白馬鑓ヶ岳の山頂をあとに、20分程の下りで鑓温泉の分岐に着く、
ここからは温泉方面へ下るだけ。
このコースのハイライトは大出原のお花畑散策が始まります。おもな花としましては、ハクサンイチゲ、チングルマ、ミヤマキンバイ、シナノキンバイ、ハクサンコザクラ、エゾシオガマ、ハクサンフウロ、クルマユリなどの豊富な高山植物を楽しむ事が出来る。


大出原のお花畑

雨も止んで左右に咲き誇る花たちを愛ながら歩く。
二日間、風雨のなかをひたすら歩き気持ちも沈みがちだ、咲き誇る花たちは
カンフル剤のようなもの活力がわいてくる。



お花畑の左斜面をトラバース気味に下り、主陵線から離れていく。
ガレた急斜面をひたすら下り続けて、温泉小屋上部の岩場に設置された鎖場は険しく滑りやすい。
注意しながら鎖を頼りに下降し、小屋を左下に見ながら雪渓を下り白馬鑓温泉小屋に到着。




ガスと時折吹きつける雨で何も見えない中、ひたすら歩くのは体力を消費する。
温泉上部の雪渓を下った時は一気に力が抜けた。
こちらの温泉小屋は、なんと標高2100mに位置し雲海を眺めながら
湯船に浸かる事が出来る温泉なのだ。


受付後、早速入浴(外来の方は500円)です。

鑓温泉は標高日本一の天然湧出量(毎分760リットル)を 誇っています。
神経痛、筋肉痛、関節痛等に効果があります。
「ほわ~いい湯だ!!」
「山旅の疲れも癒えるねぇ~」

野天風呂は、女性の方は水着を付けて入浴していました。
とは別に、女性専用の内湯もあります。


乾杯!!

温泉に浸かり、汗を流した後は 「やはりビールでしょう」
カンパ~イ!! 「くえ~旨いス」 登山の疲れをビールで癒す。

20日、雲間から3日振りの朝日が輝く。
6時30分身支度を整え、下山を開始する。
残雪を下り、渓流を渡り、ガレた山腹を巻き高度を下げる。
振り仰ぐと縦走してきた白馬鑓ヶ岳の稜線が眩しく望まれる。





下って下って、昼前猿倉手前の登山道入り口に到着! ここで一日目に歩いた道に合流。
猿倉の食堂でカツカレーの食事をとり皆と別れ帰路に着く。

雨と霧と強風の白馬三山の峰々を踏破。冷えた身体を温泉で温め
辛いながらも想いで深い山行だった。

  


Posted by さだやん at 10:10Comments(0)登山

2015年02月03日

松本ヒマラヤ友好会 山岳写真展 金賞受賞です

MHC松本ヒマラヤ友好会主催「山岳写真展」が、松本市「井上デパート7F大ホール」開催された。
審査は写真家内田良平先生です。
応募の「流雲槍ヶ岳」が金賞をいただきました。



流雲槍ヶ岳  北アルプス北穂高岳山頂からの槍ヶ岳





  


Posted by さだやん at 21:14Comments(0)見聞録

2014年08月08日

山小屋の食事 北ア・針ノ木小屋


針ノ木小屋



8月2日、扇沢からの主要ルートを登り、大沢小屋で休憩後日本三大雪渓を登ること2時間、針ノ木峠にたどり着く。
標高2536mの針ノ木峠に建つ針ノ木小屋は、北は白馬岳から続く後立山連峰の終点、南は槍ヶ岳、穂高岳に続く通称裏銀座の始点に位置しています。
針ノ木小屋から針ノ木岳と蓮華岳へは僅か1時間の道程です。

雪渓で冷えた身体を癒します。
小屋に到着したのは1時20分、お疲れさま~握手
小屋脇の休憩スペースに8人掛けのテーブル席があり、各自お弁当を広げ遅い昼食です。
食事後、針ノ木岳山頂を極め4時50分小屋へ戻る。

山小屋の楽しみは食事です。

夕食

メニュー
煮魚(さば)、メンチころっけ、サラダ、漬け物、小鉢(こうや豆腐、シイタケ、ニンジン)
デザート(フルーツゼリー)、ごはん、味噌汁(ごはんとみそ汁はお代わりできる)


朝食

メニュー
魚のみりん干し、玉子焼き、ウィンナー、キャラ蕗、豆、梅漬、のり
ごはん、味噌汁(ごはんとみそ汁はお代わりできる)


弁当
おにぎり2個、たくあん、佃煮

---------------------------------------------------------------------------------------

針ノ木小屋食事風景


  


Posted by さだやん at 11:27Comments(0)山小屋の食事

2014年07月17日

山小屋の食事 中央アルプス「宝剣山荘」


  宝剣山荘










宝剣山荘右と食事風景

駒ヶ根高原からロープウエイに乗り、一気に千畳敷に登り、木曽駒ヶ岳、宝剣岳を巡ります。
千畳敷ロープウェィから約40分で乗越浄土(2870m)と呼ばれる、南アルプス連峰や八ヶ岳を一望できる場所に建つ山荘です。駒ヶ岳まで50分、宝剣岳まで30分。山荘内ではオリジナルグッズ等多数取り揃えた売店、ソフトクリームやカツサンドのテイクアウト、食事・休憩ができます。

今宵の宿舎は宝剣山荘です。
山小屋の楽しみは食事です。小屋では、仲間と山談義をしながらお酒を酌み交わし、夕食を待ちます。

夕食


メニュー
海老フライ、ポーク生姜焼き、サラダ、梅漬、えだまめ、煮豆、ごはん、味噌汁
(ごはん、味噌汁はお代わりできます)

朝食


メニュー
焼き魚(鮭)、ウィンナー、ハム、卵焼き、シャコ、海苔、サラダ、漬けもの
ごはん、味噌汁(ごはん、味噌汁はお代わりできます)

------------------------------------------------------------------------------------------
宝剣山荘
収容人数:約100名                      
施設:1F食堂、売店、客間3部屋 2F客間7部屋
開設期間:7月1日~10月初旬(繁忙期のみ営業)
                                
                          


Posted by さだやん at 21:44Comments(0)山小屋の食事

2014年03月08日

八ヶ岳 白銀の硫黄岳登頂




3月8日、雪降る中を松本目指して車を走らせる。
昨日からの低気圧の影響により北海道では吹雪の大荒れ、野辺山では
マイナス22度と3月としては最低の気温を記録した。
長野県北部中野市、飯山市には大雪注意報が出ている。
こんな日に登山なんてと・・・・自分に言い聞かせながら長野道を松本に向けて走る。
明科に出てからは雪も収まり空も明るくなってきた。
ラッキー

待ち合わせ場所、松本市合同庁舎で皆と合流し一路八ヶ岳美濃戸口へ向かう。
諏訪南ICから山麓道路を登り,AM9時美濃戸口に着く。
本日のメンバー総勢10名、美濃戸口で登山準備を整えて登山開始。
深雪の林道を進み、AM10時30分美濃戸山荘に着く。




休憩後、北沢ルートを進み林道終点の砂防ダムの小橋を渡り、トレースを頼りに雪道を登る。
しばらく進むと紺碧の空に白銀の横岳大同心が覆いかぶさる様に迫る。
家を出たときの雪は何なんだろう太陽がギラギラ照り付ける。
日焼けを気にしながら川沿い雪面のウサギの足跡を横目で見ながら進み、PM1時50分今宵の宿舎赤岳鉱泉小屋に着いた。

昼食後、アイゼン、ピッケルの装備にて行者小屋ルート脇の雪斜面に向かい、斜度30度の雪斜面で滑落防止訓練を受けた後宿舎に戻り、低体温症の予防、応急手当について学ぶ。
講師は、NPO法人松本ヒマラヤ友好会の理事長鈴木氏です。





3月9日、AM時起床。朝食後雪山装備を整え7時20分赤岳鉱泉小屋を出発。
雪深い森林帯を登る。上空には筋雲が流れ。
先生は「この雲は低気圧と高気圧が押し合っている」「筋雲が多くなってきたら午後天気は崩れる」
ジグザグ森林帯を登り高度を稼ぐと右手に林間に「ふと甲斐駒ケ岳・仙丈ケ岳が望め」
カメラを出してシャッターを切る。
さらに、登り続け森林限界を抜け斜度30度を登り詰め、雪庇を超えると赤岩の頭の稜線に登り出た。
展望が開け手の届くようなすぐそこに横岳、赤岳、阿弥陀岳さらに西方向には、御岳山、北方には蓼科山、天狗岳、浅間山、北西北アルプスの峰々が霞んで望まれる。





小休止後アイゼンを締直し雪面の稜線を登り続け、AM10時マイナス15度の硫黄岳山頂に登頂する。
「おめでとう」「おめでとう」登頂の歓喜の握手を交わす。
皆で記念撮影後下山を開始する。



稜線から急雪面を注意しながら下降し、森林帯の雪道を下りAM11時50分赤岳鉱泉に無事生還する。
昼食後PM1時小屋を出発。昨日と同じ北沢ルートを引き返す。
砂防ダムを渡り下りかけて時に前方に登山者が林の方を眺めカメラを構えている。
何かと尋ねると「カモシカがいますよ」





ああ~5メートルほどの林の中で木の芽を食んでいる。
我々に気づいているのか?食事で夢中なのか一心不乱で木の芽を食べている。
カメラを出してシャリー!
最近、報道では「ニホンジカ」が増えて
我々に気づいているのか?
食事に夢中で芽を食む。

ニホンジカとニホンカモシカは日本の野生動物を代表する2大草食獣です。
最近、造林木に対するニホンカモシカとニホンジカの食害について議論されているが、
見ている限りでは愛おしく可愛い。

  


Posted by さだやん at 13:41Comments(0)登山

2014年02月05日

内田良平山岳写真教室作品展

松本ヒマラヤ友好会 (MHC)主催の
内田良平写真撮影講習2013/ 5/25~26 開催。
 1日目、梓川の清流、新緑の上高地から残雪の穂高だけを望み徳沢へ。
 2日目は徳沢周辺から上高地へ。
二日間実施された撮影会の作品と登山講習の報告写真展を
1/30~2/3 「井上デパート7F大ホール」 にて開催。


「井上デパート7F大ホール」写真展会場








受賞者の表彰式


恒例のネパール物産展示・販売

------------------------------------------------------------------
特定非営利活動(NPO)法人
松本ヒマラヤ友好会 (MHC)

長野県松本市大字島立4539-7 
Tel:0263-47-6197 
e-mail: mhc@lily.ocn.ne.jp  


Posted by さだやん at 13:18Comments(0)見聞録いろいろ

2013年10月28日

マッターホルン・グレーシャー・パラダイス



シェルマット3日目、今日は、ヨーロッパで一番高い展望台、マッターホルン・グレーシャー・パラダイス(Matterhorn Glacier Paradise)へ行きます。

ツェルマットの街の南端にあるゴンドラリフト乗り場から、
8人乗りのマッターホルン・エクスプレスに乗ります。
今朝は、比較的空いて待ち時間なく乗り込んだ。
途中、フーリ経由でシュヴァルツゼーでゴンドラを一旦降りて、マッターホルンの景観を間近で
写真撮影しようと言う設定なのだ(ツアーガイドの配慮)。 嬉しいね~
再びゴンドラに乗りこんだ、ゴンドラは次々と来るので、ゆったり乗ることができた。


ロープウェイに乗り込む

ツェルマットは標高1620m、1319m登ったトロッケナー・シュテークは標高2939mに到着です。
100人乗りのロープウェイに乗り継いで標高3883mのクラインマッターホルン山頂へ。
  クライン・マッターホルンというのは小マッターホルンという意味で、
  マッターホルンに似た姿をしていることからそう呼ばれているらしい。

深い谷を渡り左側に迫ってくる氷河を眺めながらロープウェイに揺られて944m上り
クライン・マッターホルン駅に着いた。

ロープウェイを降り、トンネルを抜けて、エレベーターに乗り、更に階段を上った先が展望台マッターホルン・グレーシャー・パラダイス(クライン・マッターホルンの頂上にある展望台)です。

展望台の標高は3,883m(富士山より高い)で、ヨーロッパ最高地点だ。
ヨーロッパ最高所のロープウェイ駅ということもあり、遠くの山が見渡せます。
モンブラン、グランドジョラス、グランコンバン、ハーダー・クルム、アイガーグレッチャー、モースフルー、ベットマーホルン、エッギスホルン、ゴルナーグラートなど眺められるスイスアルプスの絶景展望台だ。


  ブライトホルン             モンブラン(雲海左奥の雪山)   マッターホルン

勿論マッターホルンのビューポイントでもある。
マッターホルンの雄姿は、ツェルマットから見る姿が一般的だが、こうして違う角度から見ると、まるで別の山のようです


マッターホルン(右の尖った峰)←パノラマ大き写真で見れます。

イタリアからフランスにかけての山々で最高峰は西ヨーロッパ一のモンブラン4810.9m。
ちなみにクラインマッターホルン初登攀者はモンブランを2番目に登ったソシュールです。


展望台から手の届きそうなブライトホルン(写真右)・登山者がありの様(写真左)



展望台には大きな十字架がありました。



寒くなったらセルフレストランで温かいものと
お土産コーナーでのお買い物ができます。



吾輩は、アプリコットケーキとサラダバイキング、オレンジジュースで
ランチです。 アプリコットケーキ・・・? ケーキには見えない
が、美味しかったにゃ~

  


Posted by さだやん at 23:50Comments(2)ハイキング海外の紀行